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編集後記 1 December 2001 発行

ここにJOURNAL第4号をお届けする。センターの立ち上げ、JOURNALの発行と、闇雲のスタートであったが、ともかくもこの半年間で4号まで発行でき、編集部としてこれを喜びたい。貴重な原稿を送っていただいた方々に御礼申し上げる。

(浜中氏及びスルタン君への謝意)

読者はHPの装丁が一新されていることに直ちに気づかれるはず。これは、ひとえに浜中一浩氏(日揮情報システム(株)、シニアシステムコンサルタント)による献身的、ボランタリーな貢献のお陰である。同氏にはJOURNAL立ち上げの重要局面を含め、折に触れ大きなお力添えをしていただいてきたが、今回については、号を重ねて3号まできたJOURNALを将来に向かって、内容、体裁の両面で更に発展させるためには、従来とってきた方式を大幅に変えることが望ましいとの同氏の示唆に基づき、その作業をお願いした。

また、第1号の発行よりHPの組み立てについて全面的な協力をしてもらっているアルジェリア人のSalah SOLTANE君にも深甚なる感謝の意を表明する。今回、浜中氏によるHP一新作業について、同氏よりSalah君への高度な技術移転が行われ、それによりSalah君の腕前も更に向上することになった。

従来は本JOURNALは1ヶ月半くらいの間隔で更新、新号を発行、その間の内容の更新はしないということでやってきたが、新方式をとることになったので、今後は折に触れての内容更新が可能になった。その最初の試みが日本語版目次のページに出ているアルジェ洪水に関する緊急ニュースである。今後はアルジェリア情勢や両国関係に関する早くお知らせした方がいいようなトピックがある場合には「What's new」欄に掲載することを考えたい。

(センターの財政問題)
かねてよりの懸案であったこの問題については、上に記したような形をとることにした。皆様のご理解とご協力をお願いする。

(訃報) 本JOURNAL第1号で影山浩氏がアルジェリアの人と風物を暖かい筆致で書かれた「サハラの熱い風」をご紹介したが、影山浩氏は2001年11月13日、享年86歳で逝去された。ここにセンターとして心から故人のご冥福をお祈りする。

(よき新年を)

日本はやがて師走、必要以上に、又、往々にして,不本意にせきたてられる。そして新年。皆様どうぞよいお年をおむかえください。

 (S.W)